近年の植物ブームに乗って大注目のビカクシダです。
板付したり、苔玉にしたりと、皆さんさまざまな方法で育てていらっしゃるようです。
初心者
ビカクシダを自分で板付したけど、変な形に成長してしまった!
形を整える方法を知りたい。
苔増しって難しいの?失敗したらどうしよう・・・。
今回はこれらの悩みについて解決していけたらと思います。
私はビカク歴1年で5株のビカクシダを育てています。歴は短いですが、自分なりにも猛勉強中で、板付、苔増しの経験があります。
板付ビカクシダの失敗例
ビカクシダの板付をやってみたいと思い立った私。
近所の園芸店で、鉢植えしてあるビカクシダを購入しました。
700円程度で3株に株分けできました(品種は不明)。
↓板付の仕方を紹介した記事↓
育てていく中で、貯水葉がうまく苔玉にフィットしてくれないという状況が発生しました。
板付の技術不足が招いた結果だったのではないでしょうか・・・。
そこで私は、ビカクシダの形を整える必殺技を“苔増し”を試みることにしました。
板付したビカクシダの形を整える、また大きく育てるには次の2つの方法があります。
- 既存の水苔を除去して仕立て直す
- 既存の水苔を利用し苔を追加する
2のやり方を“苔増し”として、説明していきます。
ビカクシダの苔ましをやってみよう!
苔ましの3つのメリット
- すでにしっかり根が張っているので安心
- 使用する苔の量を節約できる
- 形を形成しやすい
苔ましの方法
- 水苔を準備する
- ビカクシダを着生材から取り外す
- ここで不要な根や貯水葉を除去します
- 板に乗せる前に形を形成しておく
- 板に水苔を敷いておく
- 受けから、形を整えたビカクシダをおく
- 貯水葉の部分に隙間ができないように水苔を詰めていく
苔増しする際に注意点
苔の寿命は2~3年と言われていますので、長く水苔が古くなっているのであれば、苔増しではなく、改めて仕立て直した方がいいです。
形をよくすることは見た目もそうですが、ビカクシダの育成上を良い効果をもたらすものであると考えます。
貯水葉は本来、水を貯めておく役割なので、ここが歪なってしまうとうまく育ちません。
また、ビカクシダにも向きがありますで、伸びてい方向を間違えないことも重要です。
そして、植物全般に言えることですが、植え替えた後は、植物はストレスを受けていますので、室内の日当たりが良いところで、しっかり経過観察することが必要であると考えます。
苔増しする時期は4月から9月の成長期、暖かい時期に行うのが良いでしょう。、
まとめ
今回は、ビカクシダの仕立て直し方法の”苔増し”を紹介さていただきました。
形を整えることは、見た目を良く見せてくれて育てている方の満足度向上させます。
一方、植物にとっても育ちやすい環境になるといことで、元気に育ってくれます。
みなさんのビカクシダでもぜひ検討していただけると幸いです。
ではまた!