こんにちは!ビカクPTです。
今回は平均寿命と健康寿命のお話です。
平均寿命と健康寿命
平均寿命は亡くなるまでの寿命で、健康寿命は健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことを言います。
多くの皆さんが、日常生活が制限される期間が少なく、すなわち「ピンピンころり」で亡くなりたいですよね。
医療の進歩に伴い平均寿命は長くなり、この健康寿命との差が問題となってきます。病気になり病院にかかると医療費は国の財源ですから、国としては困るわけです。
あくまで平均ですが、男性は約9年間もの間、生活に制限を抱えたまま生きていかないといけません。
(緑の矢印がその期間です。)
また、病気になった本人も辛い思いをしなくてはなりません。
つまり、国が示す方針に則って、個人が病気に在らないように努力していくってことが重要なのです。
ここでいう病気とは「生活習慣病」を指します。
生活習慣の乱れにより発症してしまう病気であり、逆に言うと生活習慣を正すことで発症の確率を下げることができます。
生活習慣病の中にはがん、心臓病、脳卒中などあります。
理学療法士の役割
理学療法士は病気や怪我を負った患者さんにリハビリを提供する職種だと思われていることが多いですが、病気を予防することも我々のミッションです。
具体的にはどのような関わりができるでしょうか?
やはり得意分野は運動、運動療法です。
もちろん、栄養やお薬なども重要ですが、それらと同じくらい運動も重要なのです。
運動の必要性に関しては、以前の記事をご覧になってください。
人生100年時代と言われる中で、長い期間、生活に制限を受けて生活するのは辛いです。私は30代ですが、早めに生活習慣を見直すことにしました。
コロナ禍にあり、我々日本人の活動性は著しく低下したのではないでしょうか。気がけて体を動かさないと運動不足になってします。
コロナウイルスは感染の怖さもありますが、生活習慣の変化が長期的のもたらす悪影響もしっかりと考えた方が良いでしょう。
みなさんも楽しい老後を過ごすため、なるべく早い段階から生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?