枯らす人
観葉植物を育てているけど、すぐに枯らしてしまう。
なんで、葉水が必要なの？
葉水ってどう言うふうにすればいいのかな…
私は、特に植物に興味があるわけじゃなかった人間でしたが、コロナ禍のおうち時間をきっかけに大量の植物を育てるようになりました・
以前は枯らしてばかりでしたが、最近はからさなくなりました。
今回は、そんな私が、観葉植物の葉水の必要性、そしてからさないための３つのポイントについて解説していきます。
葉水とは
観葉植物の葉に水を吹きかけることを「葉水」といいます。
霧吹き器を使って行います。
植物は葉や茎からも水分を吸収しています。
ただし、水やりとしてたっぷり水分を与えることとは意味合いが違います。
観葉植物に葉水が必要な理由
1.乾燥を防ぐ
植物の葉っぱには気孔と呼ばれる器官があり、空気や水の通り道になっています。
植物ないの水分を湿度を調整しているんですね。
人間でいう汗腺に近いのかもしれませんね。
体内の水分が不足すると汗もかかないでしょ？
つまり、自分で植物内の調整する大切な器官が気孔なのです。
冬場はただでさえ乾燥しているのに、室内はエアコンをつけるでしょ？
室内はカラカラに乾燥しているんです。
そうなると、植物の葉っぱは茶色く変色してきます。
そこで大事になるののが、葉水ってわけです。
乾燥したした葉っぱに潤いを与え、水分が蒸発しにくくなります。
2.虫のからの被害を防ぐ
観葉植物を育てる上で、最も私たち悩ますのが、カイガラムシやハダニじゃないでしょうか？
要は、虫たちが活発にならないように一定の湿度を保っておくってことです。
これにより、植物の枯れる頻度は圧倒的に減るんじゃないでしょうか？
3.美しく元気に育つ
室内で育てると、葉っぱにホコリが溜まります。
そうなると、光合成がしにくくなり、成長を妨げに！
しかし、葉水をするとホコリを取り除くことができるんです！
結果的に元気に美しいしく成長してくれます。
覚えておきたい3つのポイント
1.頻度と時間帯
頻度は毎日が望ましいです。
ただし、乾燥がしやすい部屋では夕方にもう一度することもあります。
この回数は、植物が元気に育っているかで1回もしくは2回と調整すると良いと思います。
葉水の時間帯は朝です。
植物の気孔は朝に開きます。
したがって、口を開けているときに水を飲ませるわけです。
口を閉じているときに水は飲めなくてこぼれるでしょ？
つまり、毎朝の葉水を習慣化していくことが必要になります。
2.季節や品種に注意
夏場の気温が高い時間に葉水をしてししまうと、枯れる原因なります。
かかった水が熱されてヤケドしちゃうんですね。
したがって夏場の朝とは早朝が望ましいです。
冬場は、寒い時間は避ける。
早朝はまだ寒いです。
かけた水が凍ってしまっても困ります。
部屋が十分温まった後に葉水しましょう。
先ほど、気孔は朝に開くと言いましたが、そうじゃない植物もいるので注意が必要です。
エアプランツの一種のスパニッシュモブは、夜に気孔が開くため夜の葉水が必要です。
植物それぞれに特徴があるんですね…
植物の原産地を知るとその植物に葉水が必要かどうか想像することができます。
フィカス、モンステラ、エバーフレッシュなどは熱帯雨林など湿度の高いところに自生しています。つまり葉水を好むんです。
逆にサボテン、多肉植物は乾燥地帯に生息しているので、葉水は必要ありません。
3.葉水のやり方
霧吹き器はの距離
霧吹き器は植物から距離を離して広範囲にムラなく噴射するようにしましょう。
そうするこで、均一に水分が行き渡るだけではなく、床へのポタポタを少なくてすみます。
葉の裏にも
また葉水をするときは葉の裏にも行うようにしましょう。
こうすることで、湿度をより保つことができます。
根元はNG
根元はあんまりかけなくていいです。
根腐れにつながることもあるようです。
カルキに注意
霧吹きを続けていると葉っぱが白くなってきます。
これはカルキです。
カルキがついた場合は濡れタオルなどで優しく拭き取ってあげてください。
おすすめ霧吹き
この霧吹きは複数の植物に葉水するときにおすすめです。
なぜなら、1プッシュで2回噴出されるんです！
つまり、倍の通常の倍の威力ってことです。
見た目もドイツのメーカーらしくかっこいいデザインです。
価格は2,000円台ですが、すぐに元を取った感覚が得られるでしょう。
まとめ
元気に観葉植物を育てるためには葉水が必要。
乾燥や虫の被害から守ってくれます。
また葉水は毎朝、葉っぱの裏まで丁寧に行ってくださいね。
非常に手はかかりますが、その愛情が植物にも伝わると思います。
これらの、ポイント押さえて、ボタニカルライフを楽しんでいきましょう！