PT日記

【PT日記】コロナ禍の病院事情(職員編)

こんにちは!ビカクPTです。昨今、新型コロナウイルスの感染拡大により、みなさんの生活習慣も大きく変化したのではないでしょうか?外では常にマスクをつけたり、お店に入る時はアルコール消毒したり、自由に旅行ができな買ったりと色々とありますよね。私は病床数300床ほどの一般病院に勤めています。今回はコロナによって変化した病院の中に状況を説明させていただきます。

リハビリスタッフの対応

まずは私たちリハビリスタッフの対応ですが、常時、マスクをつけ手指消毒のボトルを携帯しています。1日2回の検温とその記録が必要です。食事は病棟ごとに食事のエリアを分け黙食を行います。以上は平時(感染が落ち着いている時)ですが、さらに感染が拡大するとフェースシールドを装着しないといけないため、体を動かす私たちとしては非常にストレスとなります。またリハビリ室の使用が各フロアごとに分けられるため、好きな時間にリハビリ室を使用することができません。さらにさらに感染が拡大すると病棟閉鎖となり病棟から出ることができません。そして、極めつけは病棟内から陽性者が出るなどの極めて危険な状態の場合は、病室から出れません。各病室ごとに部屋内でリハビリとなります。つまり1人のリハビリスタッフが常駐するということです。私の病棟はこの対応が1週間適応されたことがありますが、とても辛かったです(部屋によりますが・・・)。スタッフは疲弊しギリギリの状態であったことを思い出します。コロナによって最適な治療が患者さんに提供できないことにもどかしさを感じるとともに、工夫やチームワークでなんとか乗り越えることの必要性を考えさせられました。雨降って地固まるってやつでしょうか?

会食

以前(コロナ前)は、月に1回〜2回の飲み会があったように思います。加えて個人的な飲み会がちょこちょことありました。毎回参加するのは大変なので、ある程度選別して参加するようにしていました。とはいえ飲みニケーションは大事だと思うタイプの人間ですので、スタッフの関係性がやや希薄化したように印象もあります。

新入職員の歓迎会はもう2年実施できていません。ホテルなどを借りて盛大に行っていました。その中で新入職員の余興があり、新人さんはそこで仲良くなるようです。一方、人前に出ることが苦手な人が大多数で、このご時世余興を強要するのはパワハラですかね・・・。でも新人さんの顔やキャラを覚えるいい機会だったなと振り返っています。

あとは法人が企画する忘年会。これもとても盛大に行われます。ここでも余興ですね・・・(これはやりたい人がやります)。他の部署の方との親睦が図れ私は毎年参加していました。

研修・学会

PTなどのリハビリテーション専門職は自己研鑽が不可欠です。日進月歩の医療情報をしっかりとキャッチしないといけないだけではなく、実際に患者さんの体に触れて治療するわけなので、治療手技のアップデートも必要になります。したがって我々は休みを利用し研修に行くなどして知識、技術の向上に勤めてきました。また自分の仕事の成果を学会発表することも必要になります。

コロナ後はオンラインが中心になりました。個人的にはオンラインも悪くないかなって思っています。しかし、同僚と学会発表で出張に行き、旅先で飲んで語らうことがなくなってしまったのは少し寂しいです。

会議

会議はオンライン会議が増えました。私は会議のために往復1時間程度かけて関連施設に移動することもあったので、もったいないな思っていました。なのでこれはよかった点です。

いかがでしたか?今回の紹介はあくまで私と私が務める病院の事情です。各病院、施設によって対応は異なることをご理解の上、2022年(オミクロン株が猛威を振る時期)の医療を取り巻く状況を感じていただければ幸いです。ではまた。

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